昔々のこと。。
小学校低学年だった頃、まだかろうじて木造校舎が残っており、木の机と木の椅子で授業を受けたものでした
その校舎は2年生の頃に取り壊され、それからは真新しい鉄筋校舎で合板の机と椅子に変わったのですが、それまでの僅かな間に木造校舎で過ごした日々は鮮明に記憶に残っています
その当時の木の椅子をイメージしてデザインしたこども椅子です
お客様から四角いタイプのこども椅子を、、とのご依頼をお受けしたのがきっかけとなりました
材種はご希望をお受けしてアルダーを用いています
中間色の落ち着いた色合いと、柔らかな肌当たりが持ち味の美しい材です
もちろん木座面です
当時の椅子は長細い木を並べて釘止めをするタイプが主流だったと思いますが、ここは座り心地を重視して一枚板上の形で仕上げています
いかがでしょうか?
私の世代はおそらく木造校舎を経験した最後の世代だと思いますが、当時を知る人にとってはちょっと懐かしい思いがするのではないでしょうか
また、知らない世代にもどこか郷愁を誘うような雰囲気が感じられるでしょうか?
それとも、二周りほどして逆に新鮮に感じるかな?
こども達に天然木の手触りを感じてほしい
そのような思いで作っています
ご希望のサイズ、材種にてお作りできますよ
お問い合わせお待ちしています(^^)