気温と接着剤の選択

多少気温が上がって、今日は板接ぎできそうな感じです

板接ぎとは板同士を接着して広い板を作る作業で、木工にとっては欠かせない工程です
同時に、最も気を使う作業でもあり、板接ぎを行う際はいつも緊張しますね

接着面を正確に整形するのはもちろんですが、適切に圧諦するためにクランプのかけ方を調節したり、圧力を加減したりと、神経を使います

そして、寒い時期に問題になるのは接着剤の可使温度であります
可使温度とは接着剤がきちんと硬化するために必要な温度帯で、その下限温度は接着剤ごとに決められています

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接着剤については用途に応じて数種類を使い分けていますが、その中でも使用頻度が高いのはおなじみの木工ボンドと、タイトボンドであります

色々使ってきて、最近では板接ぎにはタイトボンドを使うことがほとんどですが、しかし、タイトボンドの可使下限は8℃ですので、ここのところの冷え込みでは使用できませんでした

寒波も去り、今日は12℃くらいまで気温が上がる予報ですので、今日は一気に板接ぎをしてしまおうと目論んでおります

さて、忙しい一日になりそうです

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