着色すると言うこと
家具作りの最終工程は塗装です
通常は木の地肌と色合いを活かすために、着色はせずにクリア仕上げとする場合が多いのですが、現在手掛けている家具は、お客様からのご要望により濃色に着色することになりました
さて、この着色というものはめっぽう難しく、そのやり方も様々で、工房ごとに独自のレシピがあることでしょう
最も簡易な方法はオイルなりウレタンなりに着色剤を混合する方法ですが、これだと濃色にはなかなか仕上がりません
塗り重ねても着色度合いには限界があり、それ以上に濃くなることはないのです
私のレシピは、水性着色剤を下塗りして、その上から着色したオイル、もしくはウレタンを重ね塗りして仕上げる方法です
水性着色剤は重ね塗りするほどに色が濃くなっていきます
しかし、塗装ムラなどが起こりやすく、塗る工程には細心の注意が必要・・
失敗すると、やり直しは効きません
というわけで、現在慎重に進行中・・
キャビネットなので、先にパーツを塗装してから組み上げる
組むときに塗装面を傷つけないように、、慎重に~
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